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ビジネス書になぜネタバレという概念が存在しにくいのか?【経営へのストーリ重要性を考える】

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分 30 秒です。

そもそもネタバレはあまりよくない

映画やドラマのネタバレコメント、漫画のネタバレコメント、小説のネタバレコメントは避難される一方で、ビジネス書の要約や、考察コラム、ニュースの解説コラムなどは求められる。

この違いな何なのでしょうか?ふと気になりましたので、経営と紐づけて考えてみることとしました。

私は、「ネタバレ」と「考察・要約」の役割が違うからではないかと考えました。

「ネタバレ」には、お金を出して買ってほしい作者の利益を損なう行為であることに対して、「考察・要約」には、購入を断念させる行為も少なからずある一方で、作品の評価を高める効果や、購入を促進する一面もある行為であるととらえました。

それぞれ以下のようにイメージするとわかりやすいです。

「ネタバレ」のイメージ

「ネタバレ」・・・「ネタ」を楽しもうとする人たちに、あらかじめ内容をばらまく行為。つまり、自己満足。楽しめた、楽しめなかったなどの評価コメントとはまったく別物なので、注意。

※ここでいう「ネタ」とは、一度結論を知ってしまえば、価値が低下しやすい作品、単純に物語そのものに価値があるものに対してあてはまる。また、物語の中でもわかりやすく捉えることができ、物語の根幹を形成する部分。

「考察や要約」のイメージ

「考察や要約」・・・結論を知ってからでも改めて楽しむために色々考える行動。物語の登場人物の関係性や時代背景などを解説する行為。作品に触れる前に、あらかじめ全体像を把握しておきたい!とか、時間がないけど、概要を知りたい!という人のために要点を解説する行為。自己満足もあるかもしれないけど、公開して、より評価が高まるのは、わかりやすくまとめられたもの。

私は、物語もののネタバレ行為について、 わかりにくい文学作品を解説するのならさておいて、 基本的には否定的です。

私はビジネス書の推奨と要約を公開しておりますが、あくまでどのような書籍なのか、私はこう読み解いたけど、ぜひ読んでほしいという価値観で公開している、、、つもりです。

なぜ、ビジネス書に「ネタバレ」という概念が存在しにくいのか

「ネタバレ」と「考察、要約」の位置づけを整理したうえで、それでは、なぜビジネス書に「ネタバレだ」という概念が存在しにくいのか?を考えてみたいと思います。

これは、あくまでも私の独断と偏見なので、ご注意いただきたいですが、私の私見としては、

①日本人(特に若者)は、そもそもお金を出してまでビジネス書を読もう!という文化がそこまで根付いていない。※漫画やゲームなどには、課金する文化がそこそこある。

②ビジネス書を読むのに、時間を取られたくないと考えている人がそこそこいる。※映画や動画コンテンツやゲームには時間を割く

③どんなビジネス書を読めばいいの?と悩む人がそこそこいる→とりあえず、触れてみようまでのハードルが高いのではないか?

などの理由があると考えております。

つまりは、ビジネス書を要約してくれる人たちは、わかりにくいものやとっつきにくいものをわかりやすく説明してくれるというような、ある種専門家的位置づけがあるため、避難されにくいということです。

また、価値のある作品を発信しても、要約、解説者など積極的に認知活動をしてくれる人がいないと、展開しにくいとも言えるのではないでしょうか。

人は物語が大好き

そもそも、人は物語が大好きです。なぜなら、物語仕立てにされたほうが、入ってきやすいからです。桃太郎などのわかりやすく順序立てられた昔話は、一度聞けばなかなか忘れにくいですよね。

ビジネス書にも、物語仕立てで解説したり、実録や自伝が受けやすいのは、物語が大好きだからではないかと考えております。

イソップ物語などの童話は、物語を通して、教訓を得ることができるという意味では、ストーリー仕立てのビジネス書に近いのではないかと私はとらえております。

つまりは、作品を展開しようと思えば、話題性を持たせるとか最初からある程度認知されている場合は別として、解説、要約してみたい!広めたい!というような意識を生む価値のある話なのか、とっつきやすい物語仕立てにするのか、ということになるのではと考えます。

 

経営に対するストーリー設定の重要性

以上で触れたように、人は、物語が大好きです。

商品などにも開発秘話やニュースの裏側などの話は、結構受けます。

経営に関しても、ストーリーがあるかどうかで、サービス認知の速度や共感を与えやすいかどうかは変わってくるでしょう。

メンタリストのDaiGoさんが、以前何かの動画の中で、ファンをつけるには、「苦しみ」「共感」「大義名分」があるかどうかが大事であるとおっしゃっていました。

「苦しみ」・・・「○○を理由に、いじめられた」「○○という慣習のせいで、苦労した」という話

「共感」・・・「みなさんも○○を背景に困ったことはないですか?」という問いかけなど

「大義名分」・・・「同じように、○○で困っている人たちのためのサービスなんだ」というこじつけ

というようなイメージでしょうか。

つまりは、物語のように、順序だててビジョンを提示することで、人を巻き込みやすいということです。

桃太郎で、表現すれば、「鬼が村で悪さをしている」という「苦しみ」、があり、「みんな困っている」という「共感」があり、「町の平和のために鬼を退治しに行くんだ」という「大義名分」があるということですね。

言葉を変えて言えば、「背景」があって、「必要性」があって、「自分が行う理由付け」となるでしょうか。

スタートアップが掲げるスローガンには、「○○という技術(又はあるノウハウ)で、○○という問題を解決できないかと考えた」というようなストーリーが多いですよね。

ファンを増やしたいという方々を既存のビジネスにストーリーを設定したり、ストーリー設定を背景とする新規事業開拓を検討してみてはいかがでしょうか。

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税理士 ヒロ

経営者、数字が苦手な方に寄り添い、税務の立場から支援したいという思いから税理士を目指し、20歳の時に税理士試験に合格しました。 その後、資産承継、事業承継に特化した税理士事務所に入社し、日々顧客の満足とは何か、自分の成長の形とは何かを追い求め、7年目に突入しました。 こちらのブログでは、私の日々の学びやアウトプットを記事として投稿しておりますが、会社経営をされる方、新規事業を考えられる方、事業戦略を考えている方の少しでも参考になれば嬉しい限りです。 私のアウトプットを通して、足りないと感じていた1ピースや、改めて見つめなおすべき1ピースを見つけ、考え直す場として活用頂ければと考えております。

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