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5Gがもたらす可能性を考える【令和2年度税制改正情報含む】

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分 58 秒です。

2020年の日本は、「5G元年」

2020年の日本は、二大イベントが予定されています。

一つは、「東京オリンピック・パラリンピック」です。

もう一つは、今回取り上げる「5Gサービス開始」です。

5Gとは?

5Gについて、ここでおさらいしておきましょう。

5Gのポイントは、「超高速・超低遅延・多数同時接続」です。

ジョジョで言うところのスタープラチナ感がありますよね。ジョジョ分からない人は、ぜひググってみてください。シリーズ有数の最強キャラです!!私は、早くて正確と聞けばスタープラチナをイメージしてしまいます。早すぎて、止まった時の中で動けるという訳の分からないキャラですからね笑

超高速

これは、現在の100倍の速度らしいです。2時間の映画をダウンロードする場合、LTEなら、5分かかるところが、3秒です。

超高速がビジネスにどのような影響が与えるのかを考えた際にまず思い浮かぶのが、映像コンテンツの需要拡大、クラウドサービスによる遅延がなくなることによる利用促進、SaaSビジネスの増加といったところでしょうか。

超低遅延

精緻な遠隔操作をリアルタイムで行うことができます。遠隔でもほとんどずれがないため、遠隔での手術による地方医療のレベルアップなども期待されています。また、自動運転のレベルも格段に上がると言われています。

超低遅延がビジネスにどのように影響を与えるのでしょうか?精密機器の製造を行う製造業者のオール機械化(イーロンマスクを思い浮かべてしまいます。)や、自動運転によるタクシー移動や、ドローン移動(中国では、始まっているとも聞きますが、、)が考えれます。私たちコンサルティング業で言えば、映像接続による資料説明の際に、メモをリアルタイムで共有できたりするのではないかと考えています。

多数同時接続

これにより、1キロメートル四方あたり100万台の同時接続が可能と言われています。自宅部屋内なら、100台程度の接続が可能と言われているので、IoTがより、加速するということが言えますね。

多数同時接続がビジネスに与える影響としては、セミナーなどでの映像コンテンツの利用や、IoT促進による業務効率化などがあると考えます。

通信事業各社の状況

すぐに、全国的に5Gの世界が訪れるのではないというところがポイントです。

5G促進税制(改正見込)

①法人税等の特例

こちらの対象は、5Gに関するシステムを導入しようとする事業として一定の認定を受けた者とされています。税制改正大綱に記載されている内容としては、早期の普及を促し、供給の安定性を確保するシステム導入と定義されています。5Gによる通信環境をいち早く整備したいということでしょうか。こちらは、すべての5G基地局設置を対象とするイメージです。

特例の内容としては、取得価額の30%相当額の一括償却又は取得価額の15%相当の税額控除(法人税額の20%までを上限)を選択して適用することとなります。

取得時の法人税の状況や、株価への影響などもありますが、基本的には、利益が出ている法人の場合、税額控除のほうが、有利と考えます。

なぜなら、一括償却は、あくまで減価償却を前倒しで活用しているだけであるため、トータルの税効果は変わらないからです。その点、税額控除は、トータルでは、減価償却に特典が追加されることになります。

検討の考え方としては、

取得価額の30%相当額×法人税等税率

取得価額×15%相当額(上限に注意)の比較となります。

今回の特例は、税額控除率が高いため、税額控除が有利となる可能性が高いのではないでしょうか。

なお、この15%というのは、設備投資に関する税額控除制度の中でも、最も高水準な控除割合となります。

IoTによる、製造業等を効率化するための設備投資を促進するための税制改正が数年前にありましたが、そちらの控除割合が、3%もしくは、5%であることを踏まえると、同じ、IT関係の設備投資にかかわらず、政府として促進させたい気持ちが強いことが読み取れます。

政府はこの税制創設により毎年100億円から130億円の税収減を見込んでおります。

②固定資産税の特例

こちらの特例は、どちらかと言えば、5Gの通信提供を行う事業者が地方へ5Gサービスを展開する際の後押しとするための税制改正です。

したがって、法人税の特例とは、範囲が少し狭まります。ローカル5Gと表現される大手通信事業者が対応できない範囲を中小企業で支えてほしいという意味合いでしょうか。

特例の内容としては、3億円までの設備投資について、3年間固定資産税等を2分の1にするというものです。

この税制創設による税収減を毎年7億円と見込んでおります。

これにより、地方へ5Gの展開が加速することにより、地方への自動運転タクシーや、遠隔治療や遠隔手術などの需要にこたえることができる可能性が上がると考えますので、ぜひ認知活用されればと思うところです!

おわりに

今回は、5Gについて、おさらいしました。早くて、今年の春からのスタートになるのですが、私は、ソフトバンクの携帯電話を利用しているため、6月からのサービス開始です。早く携帯電話新しくしたいです、、、

いずれにしても「5G元年」の2020年、私たちビジネスパーソンを取り巻く環境がどのように変化していくのが注目していきたいところです!

ではまた!

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税理士 ヒロ

経営者、数字が苦手な方に寄り添い、税務の立場から支援したいという思いから税理士を目指し、20歳の時に税理士試験に合格しました。 その後、資産承継、事業承継に特化した税理士事務所に入社し、日々顧客の満足とは何か、自分の成長の形とは何かを追い求め、7年目に突入しました。 こちらのブログでは、私の日々の学びやアウトプットを記事として投稿しておりますが、会社経営をされる方、新規事業を考えられる方、事業戦略を考えている方の少しでも参考になれば嬉しい限りです。 私のアウトプットを通して、足りないと感じていた1ピースや、改めて見つめなおすべき1ピースを見つけ、考え直す場として活用頂ければと考えております。

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