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なぜ顧客が定着しないのか? 広告宣伝費の効率が悪くないか? 新規客を定着させる仕掛けはどうすればいいか? そんなことを考えたことはありませんでしょうか? 営業をして、紹介を受けて、仕事の受注をするまでは良いのですが、その後そこからの紹介を呼び込んだり、顧客からリピートオーダーを起こすのって結構難しくないですか? そんなことを考えていたときに、出会った1冊を紹介します。目次
「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい/高田靖久
ある統計によると、3カ月で、3回以上利用する顧客については、3カ月で1回きりの顧客よりも、2年間で10回以上利用する割合が、7倍以上あるとのことです。
この部分は、ファンビジネスが強いとされる現代のビジネスにもつながってくるのではないでしょうか? それでは、新規客をどのようにして、ファンにするのか?それが大事ですよね? そこで、本書が登場するのですが、本書のポイントは下記の通りです。本書のポイント
①顧客に、ダイレクトメール(出来れば手書きレター)を活用し、定着化を推進するため仕掛けをステップ形式で学べる ②どのようなアピールが重要なのか?どのような人が新規客になるのか?集客の手っ取り早い方法は>など、定着化するための考え方やブランディングを学べる ③著者が対応した事例を間接経験できるポイント①
利用3日後のありがとうメール、利用から3週間後のアピールメール(推薦されている、ランキングが高い、賞を取っている、お客様の声も多い)、3カ月後の特別なメール(抽選にあたったので、値引くという内容)を段階的に送りましょうというものです。ポイント②
大事なのは、なぜ自分を選ばなければならないのか?利用してもらうために、自分をいかに知ってもらうのか?いかにして信頼性を高めるのか?接触回数を増やすのか?が大事ということのようです。ポイント③
著者がコンサルティングを行い、3年間で過去最高益を記録した話、3年間で売上を3倍にまでした話のほか、結構おもしろい話ですが、自分で賞団体を立ち上げて、金賞授業などとし、ブランディングしている人もいるよという話などが載っています。 私がどのように落とし込んだのかは、まとめノートにありますので、参考にしてみてください。 比較的読みやすい書籍となっておりますので、息抜きにもオススメです。 ではまた!まとめノート(時間がない方は、これだけ見てもOK!)
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税理士 ヒロ
経営者、数字が苦手な方に寄り添い、税務の立場から支援したいという思いから税理士を目指し、20歳の時に税理士試験に合格しました。
その後、資産承継、事業承継に特化した税理士事務所に入社し、日々顧客の満足とは何か、自分の成長の形とは何かを追い求め、7年目に突入しました。
こちらのブログでは、私の日々の学びやアウトプットを記事として投稿しておりますが、会社経営をされる方、新規事業を考えられる方、事業戦略を考えている方の少しでも参考になれば嬉しい限りです。
私のアウトプットを通して、足りないと感じていた1ピースや、改めて見つめなおすべき1ピースを見つけ、考え直す場として活用頂ければと考えております。
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