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評価制度について考える【なぜ才能はつぶされてしまうのか?】

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分 10 秒です。

天才を殺す凡人/北野唯我

人の評価をするって、本当に難しいですよね。一定の評価基準を作っても、主観が入ってしまいえこひいきが生じてしまうこともありますよね。一部分だけ才能が飛び抜けた天才は、その才能で、5点満点中200点ぐらいの才能を持っていても、5点までしか評価されず、他の点数が低ければ昇格できない。これが日本の人事評価の現状ではないでしょうか?

はじめに

ピーターの法則というものがあります。これは、「人間は、能力の限界までしか出世しないために、その職域には、役立たずばかりが残るという考え方です。

人材マネジメントって本当に難しいですよね。実績のある優秀な人だけを雇うには、ヘッドハンティングなどありますが、かなりのコストも掛かるし、育てるほうがいいのかなぁなんて悩まれる方も多いのではないでしょうか。

本書は、そんな人事評価に際しての心の持ち方を、人間のタイプの分析から非常にロジカルに分析をした書籍です。著者は、「転職の思考法」でも、話題になった北野さんです。転職の思考法も面白いので、是非ご一読頂きたいところです。私は、転職の思考法を読んで、転職をやめた過去があります!

人間のタイプは、3タイプに分かれる「才能論」

本題に入りましょう

それでは、なぜ天才は、評価されないのか?

そもそも天才とは何か?

まず人間には、大きく3種類のタイプが存在するとのことです。

天才と秀才と凡人です。

①天才

①天才は、凡人に理解してほしい反面秀才には、興味がない

②秀才

②秀才は、天才に妬みと憧れを抱き、凡人を心の中で見下している

③凡人

凡人は、秀才を天才と勘違いしており尊敬するが、本当の天才のことは理解できないため、排除しようとする

つまりは、天才は、秀才に強く、秀才は凡人に強く、凡人は天才に強いという循環関係があるということです。

じゃんけんみたいな関係です。なるほど!面白いですね!

この関係が「才能論」です。

というように話が始まっていきます。

概略はまとめノート参照

この本を読んで感じたこと

この本を読んでまず感じたのは、秀才から天才へのシフトの時代が来ているということです。秀才の役目は、出来上がったものを上手く運営し、凡人をまとめあげることにあるので、言わば1を100にする仕事。つまり、大企業に最も求められる人材は秀才なのではないでしょうか。

その一方で、天才は、その思考力で新しいものを生み出し、価値観を変革し、革命を起こすタイプです。この人は何を言っているの?が一理あるに変わり、あの人が真実だーとかなっていくわけですよね。言わば、ゼロからイチを作りだす人達ですよね。この「ゼロからイチ」というフレーズは、価値観の変容がとてつもない速度で起こっていく現代においては、真に求められる存在ではないでしょうか?

天才は、その才能で、ゼロからイチを生み出して、大企業が気付きはじめたら、事業売却(イグジット)すれば、いいのではないかなとも思います。

今までの時代は、学歴や資格が重宝されている時代が確かにありました。それは、説得力やそのバランスで、人をまとめ上げられる人材が求められていたからではないかと考えております。

つまりは完成した一定のルールやマニュアルに従って、組織を管理できる人材です。

しかし、求められるビジネススキルは変化してきており、昨今では問題解決力が高い人材が重宝されています。この問題解決力は、与えられた問題を解くということに限らず、自ら問題や課題を見つけ出して、当たり前を疑うことで、価値観の変容をもたらすことが出来る人材が「人財」と呼ばれ始めているのではないでしょうか?

才能論と私

学歴や資格をもっているのと、仕事できるか、つまり、問題解決力が高いのかは別問題です。私自身税理士資格を持っていますが、頭が良いと感じたことは一度もありませんし、常に視野や思考をアップデートしなければ、と日々危機感を感じながらビジネスライフを過ごしております。

どんな試験もだいたいは、覚えたことを絞り出すか、問題にあてはめることで合格レベルに達するのではないだでしょうか?

つまり、ゼロから何かを生み出したり、知識を組み合わせて問題解決を問うような資格試験は少ない、もしくは存在しないのではないだろうかと思います。問題まで解答者につくらせるなんて採点のことを考えると正直難しいですからね。。。

私自身も会計業界で専門家として働いており、成功者と日々やりとりをしているからこそ感じますが、これからの時代で富を築けるかどうかに学歴や資格は、その可能性をほんの少し高めてくれこそするものの、あとはほとんど関係ないと感じます。

成功者はみな、その発想はなかった!とか確かに言われてみれば!を持ち出して成功する人が多いのではないでしょうか?

時代は変容してきていると肌感覚でも感じるばかりです。

才能論とイグジット

そんなことから、これからは、会社独立はもちろんのこと、そのタイプも発想力や問題解決力でビジネスを立ち上げ一定の規模になれば事業売却して次のビジネスへというようなモデルがより浸透する時代が来るのではないかと私は捉えています。ビジネススキルや当事者意識の醸成のためにも、副業もどんどん認められていくのではないでしょうか?

何度も言うようですが、秀才の時代から天才の時代への転換です。

そのような時代をより広い視野で俯瞰で捉えるためにも是非ご一読をおすすめしたいです。

まずは、自己分析をして、自分がどのタイプなのかを考えてみるのも面白いですよ!

まとめノート(時間がない方は、これだけ見てもOK!)

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税理士 ヒロ

経営者、数字が苦手な方に寄り添い、税務の立場から支援したいという思いから税理士を目指し、20歳の時に税理士試験に合格しました。 その後、資産承継、事業承継に特化した税理士事務所に入社し、日々顧客の満足とは何か、自分の成長の形とは何かを追い求め、7年目に突入しました。 こちらのブログでは、私の日々の学びやアウトプットを記事として投稿しておりますが、会社経営をされる方、新規事業を考えられる方、事業戦略を考えている方の少しでも参考になれば嬉しい限りです。 私のアウトプットを通して、足りないと感じていた1ピースや、改めて見つめなおすべき1ピースを見つけ、考え直す場として活用頂ければと考えております。

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