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今こそ知りたいAIビジネス/石角友愛
えっ!美人!!正直この一冊を手に取ったきっかけの一つであったことは間違いない。しかし、間違いなく良書である。
AIに仕事奪われるんじゃないですか?
僕らの仕事はもうすぐ終わりですか?
というような話をする人がいる。
そういう人達には、是非読んでほしい一冊である。
2019年のビジネス書大賞に、「AIvs教科書が読めない子ども」が選ばれ、
・シンギュラリティ(AIが人間を超え、AI自身がより性能の高いAIを作りだすような世界)は来ない。
・AIが東京大学の試験に挑戦する
・AIの限界がどこにあるのか
という話が話題になった。
ITで何ができるのか、何が課題となるのかを語るうえで、まずあまり理解が深まらないと話にならないのが、「AI」。
AIをペッパー君のようなロボットのことを言っているんだとか「AIにやってもらえばいい」のような表現を使う人もいて、「AI」って正直なんなの?
と思う人もまだまだ多い。
AIを使ううえでは、ビッグデータ集めればそれでいいんでしょ?と言っている方も多い。これに関しては、間違いではないが、では、ビッグデータはどんなものを想定しているの?今あるデータを詳細に項目分けできているの?どこから集めてくるの?と聞かれるとドキリとする方も多いだろう。データは、石油にもゴミにもなるという話は、エンジニアの経営者と話していてもよく話題になる話で、本書は、データをゴミにしないために、どうすれば良いのかをわかりやすく理解するための一助にもなるだろう。
この本では、AIビジネスというタイトルにもある通り、実例を交えながらこれからのビジネスについても触れているのだが、主に触れられていることは、以下の5つである。
詳細は、まとめノート参照。
①AIとは?
②私たちの生活でなにげなく身近にあるAI
③AIの使い方、有効活用 、データは石油にもゴミにもなる。
④これから求められるビジネススキル
⑤AIビジネスを成功させるには?
一番抑えておきたいのは、 冒頭に出てくる「AIが〇〇する」ではなく、「AIで〇〇する」なんだということ。あくまで、私たち人間は、使う側であり、ライバルではないということだ。
自動運転が話題になったり、AIに今後取って変わられる仕事に注目される世の中になってきたが、、AIにより、何が変わるのか、どこに限界があるのかを知っておくことは、経営会議や、新規事業開発を考えるうえでも大事なスキルになると感じています。
まとめノート(時間がない方は、これだけ見てもOK!)
税理士 ヒロ
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